本年、JCI(国際青年会議所)は
1915年アメリカのセントルイスにて、ヘンリー・ギエッセンバーにより設立され
丁度100周年を迎えます。
一人の青年から始まったこの運動は、今では130ケ国以上にまで広がり、
現役会員数16万人以上の世界で最も大きな青年団体です。
日本においては1949年に東京青年商工会議所が設立され日本における青年会議所の
灯がともりました。
それから2年後の1951年JCI世界会議モントリオール大会総会にて
「JCには国境も民族もない。それは、全世界のものである。その誇りにおいて、
我々は今ここに、かつての敵国日本の、JC代表団を心からなる歓迎をもって迎えようとする。」
上記のような言葉を以てスタンディングオベーション鳴り止まぬ喝采の中、
日本JCは国際社会の仲間入りをしました。
終戦からわずか5年、日本が国連に加入前の出来事です。
また、1990年代、核保有を巡り緊張状態にあったインド、パキスタンでしたが、
世界会議の場において「国同士の争いはあれど我々の運動に国境はない」として、
固い握手とともに両国の会頭が平和宣言を行いました。
そのように世界中の青年が1年に一度、集い、平和を願う会議が今年は金沢で開催され